通販サイトで購入できる、温めて自分の歯型に合わせるセルフ成型マウスピース。
歯科に行く時間が取れなかったり、通院が億劫だったりして、試してみる人も多いと思う。
私もその一人だった。
大人用サイズが合わなかった
実際に使ってみて、まず感じたのはサイズの問題だった。
私は顎が小さめなのだが、市販の大人用マウスピースは全体的に大きく、口の中で違和感が強かった。
さらに、セルフ成型タイプは厚みがある設計のものが多く、
「必要に応じて自分でカットしてください」と説明されていることがある。
自分でカットする難しさ
問題はここからだった。
家庭でできる調整といえば、ハサミで切る程度。
しかし実際にやってみると、
- まっすぐ切れない
- 断面がギザギザになる
- 口の中に当たって違和感が出る
といった状態になりやすい。
器用な人なら問題ないのかもしれないが、
私には口の中に入れるものを自己判断で削る作業は難しかった。
歯科で作ったマウスピースを使って感じた違い
その後、歯科で作ってもらったマウスピースを使い始めてからは、
セルフ成型マウスピースには戻れなくなった。
- 装着したときのフィット感
- 厚みや形の自然さ
- 違和感の少なさ
どれをとっても、明らかに違いを感じたからだ。
一度、歯科で自分の歯に合わせて作られたマウスピースを使うと、
自己調整のセルフマウスピースは使いづらく感じるというのが正直な感想である。
歯ぎしりの強さによって素材を変えるのは、歯科だからこそできること
私が通っている歯科では、マウスピースを全員同じ素材で作るわけではない。
歯ぎしりや食いしばりの状態に応じて、
- 比較的やわらかめのマウスピース
- しっかりした硬めのマウスピース
を使い分けていると説明を受けている。
歯ぎしりが強い人の場合、
やわらかい素材だと1か月ほどで穴が開いてしまうこともあるそうだ。
その状態を放置すると、
- 歯への強い負担
- 歯の欠けや割れ
- 顎関節への影響
につながる可能性があるため、
歯科では状態を見ながら素材や厚みを調整して作り替える対応をしているという。
こうした判断は、
通販のセルフ成型マウスピースでは難しく、
歯科医の診察と経験があって初めてできる部分だと感じた。
私自身も、
「誰でも同じマウスピース」ではなく、
その人の歯ぎしりの程度に合わせて作られていると知り、
歯科で作る安心感は大きいと思うようになった。
余談:実は昔より安くなった?私の通うクリニックの費用感
意外だったのが、支払う金額の変化です。
数年前に同じ歯科で作ったときは、たしか5,000円くらいかかった記憶があるのですが、最近はトータル4,000円前後(3割負担)で収まっています。
先生の判断や、その時々の素材・調整方法によっても変わるのかもしれません。
「マウスピースは高いから……」と昔のイメージで止まっている方も、今の料金を一度確認してみる価値はあると思います。
まずは電話して聞いてみたらいいと思います。
おそらく5000円位かかりますって言われると思います。
まとめ
通販のセルフ成型マウスピースは、
「歯医者に行きたくない」「すぐに使いたい」という理由で選ばれがちだと思う。
ただ、私の場合は、
- 顎が小さくサイズが合わなかった
- 自分でのカット調整が難しかった
- 歯科で作ったものの快適さを知ってしまった
という理由から、結果的に歯科で作るマウスピースの方が合っていた。
これはあくまで一個人の体験だが、
同じようにサイズや調整で悩む人の参考になればと思う。
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