母親「赤ちゃんを可愛いと思えなかった」~coccoが語る新生児編~

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とにかく、一人になりたい!タバコを吸いたい!逃げ出したい!赤ちゃん、可愛いと思えない!自分のこと、いつもダメな母親だと思ってた!

 

 

今日は良い動画を見つけました!

巷では手本になる子育て動画はたくさんあふれています。

 

でも、シンガーソングライターのcoccoさんの子育ての動画は違いました!

ネガティブな発言をしている動画なんですけど、おそらくお母さんたちに共感できる部分があると思います。

「それでもいいんだよ」っていう内容の動画です。

 

 

結婚もせず妊娠をし、赤ちゃんを産んだシングルマザー

coccoさんはこの曲を最後に芸能界を無期限休止しました(その後復活されてますが)

 

 

その間、何をされているのか分からなかったんですが、後になってお子さんを出産されていたんですね。

 

結婚もしないまま、シングルマザーで出産することになりました。

 

シングルマザーで育てたといっても、動画内で話しているんですが、お母さんとお姉さんの支えがあったので頑張って子育てできたとのことです。

 

 

赤ちゃんが産まれて、可愛いと思えなかった!エイリアンかと思った!

出産した時に、病院のスタッフに「赤ちゃん可愛いですね」と言われ横に並べられ顔を見ると紫色の我が子。

「エイリアンみたい」と語っています。

 

しばらくの間は「かわいいと思えなかった」と語っています。

 

10ヶ月もお腹の中に赤ちゃんはいて、出産後もずっと一緒にいる。

トイレにも一人で行けない、ゆっくりしたいのに。

 

周りの指南書を読んだりすると「良いお母さん」の例しか書かれてなく、自分は母親としてダメなんじゃないのかと思っていたそうです。

 

3週間後にやっと母性が芽生えてきたそうです。

 

可愛いかもしれない

 

産まれて、すぐに母性があるものではない。

だんだんと母性が目覚めてくるのに気付いた。

 

 

当時は母乳にこだわっていた!2ヶ月全く眠れなかった!

母乳にこだわっていたようです。

お母さんも「母乳がイイ」と言ってたので頑張って飲ませていたら、2ヶ月全く寝れなかったそうです。

 

ある時、疲れ果てて、ハッと起きて赤ちゃんを見たらいない。

探すと、お母さんが粉ミルクを作って、呑気に赤ちゃんに飲ませていたそうです。

 

母「粉ミルクも美味しいみたいよ~」

cocco「自分が母乳がイイって言ったのに!」

 

そのお母さんの姿を見て笑ったそうです。

 

そこから「粉ミルクでもいいんだな」と思って、粉ミルクをあげるようになった。

母乳と粉ミルク、半々ぐらいであげ始めたそうです。

それで随分楽になったとのこと。

 

 

赤ちゃんが泣くと責められた気持ちになる!何をしても泣き止まない、自分も一緒に窓から飛び降りたいという気持ち

1月経った時に、やっと一人で歯医者に出掛けれた。

その時に「逃げ出したい、タバコを吸いたい」と思いながら一人で道を歩いていたようです。

 

どうしようもなくなった時に、お母さんに「歯医者へ行く」と嘘をつき図書館に行ったそうです。

数日前には「魚の図鑑が読みたい」と言っていたのに、やっぱり図書館に行っても育児書を漁ったようです。

 

coccoさんが探したのは「ダメな母親」の本を読みたかったようで、手本となる母親の本はたくさんあるのにそういう本が少なったかった。

 

一冊だけあった。

どういう作者だったかは覚えてないけど、内容は

 

泣いてる赤ちゃんをもうどうしていいのか分からなくて、

窓から放り投げたいということじゃない!

私も一緒に飛び降りたい

そういう感情が湧いてしまう

 

という文章を読んで、それを文章に記してくれた人がいて、嬉しかったと言ったらおかしいけどというcoccoさん。

自分だけがそう持ってたんじゃなかったんだな、他のお母さんもそうやって葛藤しているんだなと思ったら安心できたんでしょうね。

 

 

赤ちゃんに「大丈夫だよ」って言ってあげてたけど、自分に向けても言っていた

大丈夫。

私が大丈夫って言えば、大丈夫。

 

赤ちゃんに「大丈夫だよ」って呼びかけてるのは、実は自分に対して「大丈夫だよ」って呼びかけてあげてたようです。

 

息子さん、もう大きいんですけど、未だにその時のことを思い出すと泣いてしまうcoccoさん。

 

Coccoが愛息と初共演Tiffany T Twoが結ぶ二人の絆 | Numero TOKYO
File #1 Cocco & Koto Cocco「私、息子が生まれた時に『自分には最高のダイヤモン

 

 

 

cocco母「あなたも可愛くなかったよ!」

ある時、coccoさんは爆発してしまって「子供が可愛くない」って言ったそうなんですね。

それを聞いたcoccoさんのお母さんが「あなたも可愛くなかったよ!」って笑いながら答えたそうです。

 

いつも「赤ちゃんはかわいい」と言っていた母がそう返答してきてびっくり!

自分のお母さんも同じ時があったんだと知りました。

 

coccoさんのお母さんは早くに母親を亡くされたそうです。

そして、出産する時には既にご両親はいなかったので、すごいプレッシャーの中で子育てをしたんじゃないのか。

自分が母親にして欲しかったこと、逆に娘にしてあげたいことがたくさんあって、

今のように母性の塊「赤ちゃんかわいい」という存在ができたんじゃないか。

 

母親には敵わないってcoccoさんは語っています。

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